社をたずねて

社巡り始めました

四国一周~番外編~ 淡路島

四国一周の旅でしたが、四国ではない兵庫県の淡路島に寄ってきました。


1番のお目当ては「伊弉諾神宮」ですが、こちらは別ページにまた紹介します。


徳島から「伊弉諾神宮」を回り、次に訪れたのがこちら。

「岩上神社」です。アップダウンの激しい林道を、「マイクロバスも通れます」の看板を信じ、アメリカンバイクで上がっていく・・・結構つらい・・・

結構登っていくと、広場とういうかいきなり境内。

境内には「岩上寺」もありました。

こちらは「岩上神社」に続く階段。

拝殿です。

きれいな内装。

こちらが、本殿です。赤色にきれいな彫刻。

本殿裏には3つのお社。

そこから見上げると、「神籬石」(ひもろぎいし)があります。

右側の石です。高さ約12m、周囲約16m。

「ひもろぎのお岩さま」とも呼ばれ、古くから神聖視され、信仰を集めていたそうです。

平安時代のものと思われる素焼皿が出土していることから、神社よりも古くから祭祀されていたそうです。

拝殿の左側から、「神籬石」近くへ行ける階段があります。

こちらが裏から見た「神籬石」です。

遠くの景色が見渡せます。


神社から境内を見渡したところです。

こちらは「水神社」

御祭神は「罔象女神」(みづはのめのかみ)

「罔象女神」は天照皇大神の御姉君にあたり、水の総主宰神ですべての生物の生命の根源を司られるとされています。奈良県の「丹生川上神社」から御分霊を拝戴されたそうです。


さて、お次の神社です。

でーん!

でーん!と写真に納まりませんでした。

鳥居がでかい、ふとい。

「おのころじま神社」です。

鳥居をくぐり、階段を上がっていきます。

こちらが本殿。

御祭神:伊弉諾命・伊弉冉命

合祀:菊理姫命

国生みの聖地伝えられる丘にあり古くから、おのころ島と親しまれ、崇拝されていたようです。

神代の昔、国土創世の時に二神は天の浮橋にお立ちになり、天の沼矛を持って海原をかき回すに、その矛により滴る潮が、おのずと凝り固まって島となる。これが自凝島である。

こちらは「鶺鴒石」(せきれいいし)

伊弉諾命・伊弉冉命はこの石の上につがいの鶺鴒が止まり、夫婦の契りを交わしている姿を見て夫婦の道を開かれ、国産みをされたと言われています。

神前結婚式の三三九度も鶺鴒のしぐさみたいですね。

こちらは御神木

摂社の「八百萬神社」


さて、この「おのころじま神社」で二人の男性と出会い同世代ということもあり意気投合!

日本発祥の地・縁結びの神社での出会い、貴重な体験でした。

しかも、もう人も来ないであろう時間帯だったしね。

Google MAPで調べたとき「もうしまっている可能性があります」って言われて、神社って閉まるのか?と思ったけど(;´∀`)


で、その二人に連れて行ってもらったのが「葦原國」(あしはらのくに)と「天の浮橋」

田園の中にひっそりとたたずんでおります。

こちらが「葦原國」です。

こちらは「天の浮橋」


すっかり3人で神社トーク、うどん・ラーメンなど諸々話して淡路島を後にしました。

明日は帰路につきます。

四国一周~14日目~

四国一周の旅も14日目となりました。

今日は高松から徳島で行っていなかった神社を回り、四国ではないのですが、淡路島へと向かう予定です。

朝食はセルフのうどん屋「上原屋」に寄りました。

セルフってまだ慣れないので、注文するときややもたつきます・・・


さっそく徳島へと入りました。

こちらは「阿波史跡公園」です。

この地は、古墳群や国府遺跡、国分寺遺跡があり古代の遺物が多数出土しているそうです。

その入り口に鳥居があります。

鳥居には「天石門別・八倉比賣神社」とあります。


こちらは、参道鳥居のすぐそばにある、「箭執神社」(やとりじんじゃ)

御祭神は「櫛岩窓命」と「豊岩窓命」

天照大神の神殿の門を守っていたのが櫛岩窓命と豊岩窓命みたいです。


公園内を約500mほどでしょうか、登っていくと鳥居が見えます。

階段も見えます(;´∀`)


「八倉比賣神社」(やくらひめじんじゃ)です。

「天石門別八倉比賣神社」(あまのいわとわけやくらひめじんじゃ)が正確な名なのでしょうか。

御祭神は大日孁女命(別名天照大神)

阿波国一の宮とされている?

境内の稲荷神社

裏のほうにも小さな神社が。


さらに裏の階段を登っていくと、五角形の石で積み上げられた神社があります。

一説だと、後ろの法の古墳が卑弥呼の墓だという話も・・・

なんとも不思議な雰囲気のある神社です。


さて、次も阿波国の一の宮ともされている「一宮神社」に行ってまいりました。

こちらはまた別ページで。



次は、「上一宮大粟神社」(かみいちのみやおおあわじんじゃ)

「八倉比賣神社」のうちの論社の一つとか。

まずは狛犬さんたちと。

鳥居と神門です。

舗装されていない参道

苔に覆われた石階段を登っていきます。結構すべる・・・

拝殿です。

拝殿の中もなかなか立派です。


赤い本殿です。

御祭神は「大宜都比売命」(おおげつひめのみこと)

亀命天宝神という銀色の亀さんが祭られていました。


こちらは手水舎。湧き水でしょうか。

裏手には御神木があります。


さてこのあと淡路島に渡りました。詳細は番外編で記事にしたいと思います。


今日の夕飯は教えてもらった「カナリア」とうい徳島ラーメン!

と思ったら、これは「白」なので徳島ラーメンとは言わないそうです。

「黒」が徳島ラーメンとか。


四国一周~番外編~ 淡路島 - 社をたずねて


四国一周~13日目~ - 社をたずねて

四国一周~13日目~

13日目になりました。

今日は高松市内へと向かいます。


こちら、琴平町から見えていた「讃岐富士」です。

正式名称は「飯山(はんざん)」というみたいですね。

目を細めると富士山に見えなくもない。


今日は3つの神社に寄りました。

1つ目はこちら。入口です。


少し階段を下りて、参道?を歩きます。


お社が見えました。


全国の盆栽ファンの皆さん。お待たせしました。

「盆栽神社」です。

御祭神は「久久能智神(くくのちかみ)」と草野姫神(かやぬひめのかみ)」

御由緒にも書いてありますが、「久久能智神」は樹木の事をつかさどる男神、「草野姫神」は草花の事をつかさどる女神です。

庭木や盆栽・野花や生花を愛で育てたりすることは、神様の御心にかなうことであり、私達に幸福を招きますとあります。

草華を大事にしよう!!


こちらが正式な入口っぽいですね。


次に向かったのは、「田村神社」と「屋島神社」です。

田村神社は讃岐国の一の宮。屋島神社は東照宮です。

田村神社はまた別ページで紹介します。


高松の東側に屋島という土地があります。

「屋島ドライブウェイ」という有料道路を上がっていくと、国立公園とお遍路さんの第84番札所があります。

展望台からの景色がこちら。源平合戦の屋島古戦場が一望できます。

源氏に敗れ、都落ちした平氏が、九州へ行ったが追い出されて、船で漂浪していたところを阿波国の田口成良に迎えられて、讃岐国の屋島に本拠を置くことになったんですね。

その後、一ノ谷の戦いで大負けしましたが、ここ屋島で水軍を強化しなんとか持ちこたえていたっぽいです。

その後、源義経は熊野水軍・伊豫水軍を味方につけ攻めていくわけです。

元々屋島は、陸とつながっていない島だったらしいのですが、干潮の時は馬で渡れるぐらいまでの水位だったようです。

そこで、有名な那須与一の「扇の的」、源義経の「弓流し」の話があるんですね。



パノラマ撮影してみました。


屋島ドライブウェイの入口には、「四国村」という観光スポットと、手打ちうどん店「うどんのわら家」がありここで遅い昼食。

翌日、地元の香川県民の友人ができたのですが、ここはお勧めできるとのこと。


さて、四国の旅ももう終わりに近づいてきました。

明日は、徳島へ行き行きそびれていた神社を回りたいと思います。


四国一周~14日目~ - 社をたずねて


四国一周~11・12日目~ - 社をたずねて