社をたずねて

社巡り始めました

猿田彦神社・佐瑠女神社


猿田彦  

佐瑠女

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)

御祭神:猿田彦大神(さるたひこおおかみ)


佐瑠女神社(さるめじんじゃ)

御祭神:天宇受売命・天鈿女命(あめのうずめのみこと)


内宮より徒歩圏内にあります。

同一境内に向かい合うように鎮座しています。


 

こちらが猿田彦神社。ちょうど御祈祷されていました。


こちらが佐瑠女神社です。

左隣には「君が代」にも出てくる、「さざれ石」があります。

 


猿田彦大神、天宇受売命と聞くと「火の鳥」を思い出します。

猿田彦大神は天照大御神の孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へと導いた方です。みちひらきの神様として人生や仕事・学業を良い方向へと導いてくれるとされます。


天宇受売命は天照大御神が天岩戸に隠れた時に神楽を舞った方ですね。

そのことから芸能の祖神として崇敬されています。


この二人は後に夫婦となったとされています。

昔々、まだ地上の統率者がおらず荒れていた頃、地上を治めるために天照大御神より

瓊瓊杵尊が遣わされました。道中、天の八衢 (あめのやちまた)で猿田彦大彦が瓊瓊杵尊一行を迎え待っていたのですが、猿田彦大神の姿に恐れて近づけなかったそうです。そこを天宇受売命が仲を取り持ったとされています。


倭姫宮

倭姫宮御朱印

御祭神:倭姫命(やまとひめのみこと)


内宮の別宮、倭姫宮(やまとひめのみや)です。

倭姫命は第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の皇女で、天照大御神が大和国から伊勢に移る際に御杖代(みつえしろ)として仕えたとのことです。

御杖代とは神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者のことです。


ちなみに「尊」と「命」どちらも「みこと」ですが、その違いは諸説あるようですが、神様の中でも特に至貴な神様に「尊」が使われるそうです。


倭姫宮

月讀宮



月讀宮御朱印


御祭神:月讀尊(つきよみのみこと)


月讀宮には月讀宮・月讀荒御魂宮・伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)・伊佐奈彌宮(いざなみのみや)と4つの内宮の別宮があります。

伊佐奈岐尊は天照大御神や月讀尊(月夜見尊)のお父さん。伊佐奈彌尊はお母さんです。


 

4つの宮が並んであります。